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Author: NISHIO Mizuho
Apollo
Apolloとは
- 広義の意味ではWindows用の開発環境であるDelphiをRubyから使用するためのシステム全体を指します。現在、Kylixを使用してLinuxへの移植がすすめられています。
Apolloの特徴
- Ruby/GTKやRuby/Tk等はもともとUNIXで開発されたものなので、今のところWindowsとの親和性はあまり高くありません。一方、ApolloはWindows用に開発されているので、Windows用のGUIのスクリプトを容易に書くことができます。
- 拡張ライブラリを作ることで、既存のDelphi用のコンポネーントをRubyから使うことができます。
- Kylixを使うことでWindowsで書いたスクリプトをLinuxで使うことが可能です。
Apolloの欠点
- RubyのThreadやSocketとの相性が悪いです。
- ドキュメントが不足しています。
このドキュメントについて
- Apolloのインストールが済んでいる事とRubyに関する多少の知識があることを前提にして書かれています。分からないことがある時は http://www.ruby-lang.org/ にあるRubyのドキュメントを読んだり、ApolloのMLの ap-list に質問を送ったりしてください。本当はRubyの初心者の方でも分かるように書きたいのですが、私の能力ではちょっと無理です。
- この文章の改善点があれば、教えてもらえると嬉しいです。
- あと、決まり文句ですが、この文章に書かれていることには何の保証もありません。この文章を参考にするのは自由ですが、この文章を読んだために受けた損害等については著者は一切責任を負いません。
リンク集
チュートリアル目次
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