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Phi ドキュメントの書き方
いまのところ、配布ファイルの中にはもりきゅうが書いたドキュメントしかありません…というのは昔の話。現在はたけ(tk)さんらが書かれたものも含まれます。
Phi ドキュメントは、基本的に $(Delphi5)\Help\del5vcl.hlp
を Phi に合わせて書き換えたものになっています。現在、開発はDelphi6に移行しましたが、ドキュメントの整備は遅れています。
実装されているメソッドがドキュメントに書いてなかったり、ドキュメントに書いてあるメソッドが実装されてなかったり、ドキュメントと実装が食い違っていたりといったことは、確実にあります。 ^^; そのような間違いが見つかったら、是非 ap-list にてご報告ください。すばやい対処を心がけます。
設計時と実行時
Delphi Help では「設計時」「実行時」という言葉が使われます。これは、 Delphi IDE での言葉です。
Delphi Help の意味では、 Phi は常に実行時です。設計時に当てはまる状態としては、エディタ上で記述している状態が考えられますが、 Delphi Help で使われている「設計時」は、コンポーネントを視覚的に操作することを含みますから、 Phi にはあてはまらない記述が多く含まれています。このような記述は削除しています。
procedure 起源のメソッドの返り値
基本的に、 procedure は返り値が nil の function とみなします。しかしながら、 procedure 起源であってもいくつかのメソッドはさまざまな理由から self を返したり arg1 ( 第 1 引数 ) を返したりします。
Boolean
「 true もしくは false 」を返すメソッドがあります。
「 true もしくは false 」と書くのは面倒なので、 Ruby には Boolean というクラスはありませんが「 Boolean 」と書くことにしました。
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