[ top ] [ prev ] [ up ] [ next ]
Phi::ListView
項目のリストの表示
エクスプローラでお馴染みのコントロールである。 Phi::ListView
の項目は,列形式で表示したりアイコンを付けて表示したりできる。
super class
Phi::WinControl
properties
- view_style : Fixnum
-
項目の表示方法
- VS_ICON
-
各項目を下にラベルの付いたフルサイズのアイコンとして表示する。ユーザーは任意の位置に項目をドラッグできる
- VS_SMALL_ICON
-
各項目を右側にラベルの付いた小さいアイコンとして表示する。ユーザーは任意の位置に項目をドラッグできる
- VS_LIST
-
各項目を右側にラベルの付いた小さいアイコンとして表示する。項目は列形式で並び,任意の位置にドラッグすることはできない
- VS_REPORT
-
各項目に 1 行を割り当て,列形式で情報を配置する。一番左の列に小さいアイコンとラベルを表示し,それに続く列に下位項目を入れる。 show_column_headers が
false
でなければ各列にはヘッダーが付く
- icon_options : IconOptions
-
アイコンの配列方法
view_style は VS_ICON
または VS_SMALL_ICONS
でなければ効果はない。
- items : Phi::ListItems
-
項目のリスト
Phi::ListItems
項目のリスト
super class
Object
properties
- self[n] : ListItem
-
n 番目のリスト項目
- count : Fixnum
-
項目数
methods
Phi::ListItem
項目
properties
- caption : String
-
リストの項目のラベルになるテキスト
caption
は,リスト項目に名前を付けることができる。 caption
は Phi::ListView#view_style に基づく関連付けられているイメージとともに表示される。 Phi::ListView#read_only が false
の場合,ユーザーは caption
を編集できる。
- image_index : Fixnum
-
リスト項目のアイコンとして表示するイメージのインデックス
image_index
を設定すると,リスト項目を, Phi::ListView#large_images または Phi::ListView#small_images のイメージのいずれかに関連付けることができる。 Phi::ListView#view_style が VS_ICON
ならば, image_index
は Phi::ListView#large_images のイメージのインデックスになる。 Phi::ListView#view_style が VS_SMALL_ICON
, VS_LIST
または VS_REPORT
ならば, image_index
は Phi::ListView#small_images のイメージのインデックスになる。
- state_index : Fixnum
-
項目に対して表示するイメージのインデックス
state_index
を設定すると,リスト項目を, Phi::ListView#state_images のイメージのいずれかに関連付けることができる。 state_index
を変更すると,項目の状態が変更されたときに別のイメージを表示できる。
状態イメージは通常のリスト項目の左に表示される。
- sub_items : Phi::Strings
-
リスト項目の下位項目として表示される文字列
sub_items
は, Phi::ListView#view_style が VS_REPORT
のときに,項目の右側の列に表示される文字列を追加することができる。 sub_items
を実装する Strings オブジェクトは self
の作成時に作成される。下位項目を追加または削除するには, sub_items
のメソッドを使う。
- 注意
-
Phi::ListView#view_style が
VS_REPORT
に設定されている場合のみ下位項目が表示される。
IconOptions
どのようにアイコンを配置するか
super class
Object
properties
- arrangement : Fixnum
-
項目をどこに合わせるか
- IA_TOP
-
項目を,リストビューコントロールの上端の行に左から右へ並べる
- IA_LEFT
-
項目を,リストビューコントロールの左端の列に上から下へ並べる
- auto_arrange : Boolean
-
リスト項目の追加,削除,移動を行うときに,アイコンが自動的に整列されるかどうか
- true の場合
-
アイコンは自動的に整列される。
- false の場合
-
Phi::ListView#arrange が呼び出されるまでアイコンは整列されない。
- wrap_text : Boolean
-
アイコンのキャプションをすべて 1 行で表示するかラップするか
true
に設定すると,アイコンのキャプションがアイコンの幅を超える場合に,次の行以降に折り返されて表示される。
[ top ] [ prev ] [ up ] [ next ]