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Phi::Application

実行中のアプリケーションについての情報を表す。

Phi は Phi::APPLICATION ( 定数 ) を用意する。

methods

terminated : Boolean
WM_QUIT メッセージを受け取ったか

properties

icon : Phi::Icon
デスクトップやタスクバーに表示されるアイコン

title : String
icon の下に付けるテキスト

IO 関連

methods

Phi を導入すると,標準入出力は切り替わる。
require 'phi'
p $stdin  #==> #<Application:0x??>
p $stdout #==> #<Application:0x??>
p $stderr #==> #<Application:0x??>
p $>      #==> #<Application:0x??>
write(s) : Fixnum
標準出力支援

$> == Phi のときは, Ruby 組み込みの関数 p , print はこれを呼び出す。

Apollo.exe では, Console#memo.lines に s を追加する。

s : String
gets : String or nil
標準入力支援

$stdin == Phi のときは, Ruby 組み込みの関数 gets はこれを呼び出す。

入力文字列の長さが 0 のときは nil を返す。 EOF を検出するためだ。
while gets
  print
end
Apollo.exe では, Console#memo からの入力を返す。

入力は Console#memo に focus を置いて, key を打てばよい。 [Enter] ( 0x0d "\r" ) が押されるまで,入力は蓄えられる。行末の \r\n に置き換えられる。

[Ctrl+D] ( 0x04 "\C-d" ) を押すことによっても,入力を完了できる。最後の完了合図のための打鍵は入力に含まれない。

getc : Fixnum or nil
標準入力支援

$stdin == Phi のときは, Ruby 組み込みの関数 getc はこれを呼び出す。

入力文字列の長さが 0 のときは nil を返す。そのほか, gets と同じ扱いになる。
author: YOSHIDA Kazuhiro
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