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Phi::IniFile
- IniFile は Windows の機能をベースとするものですが、Kylix でも使用することができます。しかしながら、Ruby では PStore というほぼ IniFile に相当するクラスが用意されているのでそれを使うことを推奨いたします。
PStore では(ほとんど)すべてのオブジェクトをファイルに保存することができ、さらにそのオブジェクトから呼び出されるオブジェクトまで再帰的に保存されます。
super class
Object
class methods
- new(file_name) : Phi::IniFile
-
Phi::IniFile のインスタンスを生成します。
通常, INI ファイルは \WINDOWS ディレクトリに格納されています。他の場所で INI ファイルを扱うには, file_name にファイルのフルパス名を指定します。
methods
- self[section, entry, default] : String
-
INI ファイルから文字列値を取り出します。 default は以下の場合に返される文字列値です。
- セクションが存在しない
- エントリが存在しない
- エントリにデータがない
- self[section, strings] : Phi::Strings
-
INI ファイルのセクションにあるすべてのエントリから値を文字列リストに読み出します。
- self[strings] : Phi::Strings
-
INI ファイルにあるすべてのセクションの名前を文字列リストに読み出します。
- self[section, entry] = string : String
-
string を INI ファイルに書き込みます。
- exist?(section, [entry]) : Boolean
-
INI ファイルにエントリが存在するかどうかを示します。 entry を省略した場合は, INI ファイルにセクションが存在するかどうかを示します。
- delete(section, [entry]) : nil
-
INI ファイルのエントリと関連付けられているデータ値を削除します。 entry を省略した場合は, INI ファイルのセクション全体を削除します。
- update : nil
-
バッファリングされた INI ファイルのデータをディスクにフラッシュします。
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